新型コロナウイルス感染症の陰性証明のための自費での検査も受け付けます。検査料金は、抗原検査 4,000円、PCR検査 18,000円（いずれも税込み）です。当院は、経済産業省・厚生労働省が主管する海外渡航者新型コロナウイルス検査センター（TeCOT）に指定された医療機関です。

 

【 帯状疱疹ワクチン接種について】＜予約必要＞

　新しいタイプの帯状疱疹ワクチン接種の受け付けを開始しています。50歳以上の方を想定しています。概ね３人に1人は生涯のうちに帯状疱疹に罹患すると言われています。2か月の間隔を空けて２回接種することになります。90％以上の発症予防が期待できる大変良いワクチンですから、50歳以上の方にお薦め致します。

 

【 ご来院になる患者様方へのお願い】

　政府の方針によりマスクの着用については個人の判断に任せられるようになりましたが、当院には高血圧症や糖尿病などの感染リスクの高い方も通院されて居られます。また、日本環境感染学会は医療機関内においてはマスク着用を推奨しています。従って、院内では マスク着用により感染対策にご協力をお願いします。

 

【 ピロリ菌外来】 ＜予約不要＞

　ピロリ菌に関するご相談や検査・治療を行っています。毎日、午前も午後も受け付けています。前もっての予約はいりません。４時間以上の空腹状態で来院されれば、すぐに感染診断や治療が可能です。

 

【 麻しん（はしか）の流行について】

　今春より麻しんの患者数が急増しています。予防接種を希望される方はお電話にて予約してご来院下さい。現在麻しんの単独ワクチンは生産されておらず、風疹との混合ワクチン、MRワクチンを接種することになります。なお、ご心配の方はまず抗体検査をお薦めします。抗体価 麻しんIgG 16.0pg/ml以上あれば、今すぐワクチンを接種する必要はありません。抗体検査は随時受け付けていますから、予約は要りません。

 

【 尿でわかる次世代がんリスク検査：マイシグナル】

　 尿中のマイクロRNAを感知することにより早期のがんリスク検査が可能です。がん細胞では、特定の マイクロRNAの増減が見られることが分かっています。AI解析によりがんのリスク判定が可能となりました。1回の採尿で男性は すい臓がん、食道がん、胃がん、大腸がん、肺がん、女性はこれらに加えて 乳がん、卵巣がんのリスク検査が可能です。すい臓がんだけを選択することも可能です。詳細は院長までお尋ね下さい。マイクロRNAを発見された米国の二人の科学者が、 2024年ノーベル医学・生理学賞を受賞されました。このリスク検査はノーベル委員会により認められてことになります。

 

【 RSウイルスワクチン】

　TVでも盛んに宣伝されている高齢者にとって重症化が心配されるRSウイルス感染症を予防するワクチンが登場しました。60歳以上の方で接種ご希望の方はお電話にて予約してお越し下さい。

 

【 子宮頸がん予防ワクチンについて】

　子宮頸がん予防ワクチンのキャッチアップ接種（平成9年４月２日～平成20年4月１日生まれ）及び 定期接種最終年度（平成20年４月2日～平成21年４月1日生まれ）の方の予防接種を受け付けて居ります。ご希望の方は必ずお電話にて予約してご来院下さい。1回目の接種を15歳になってから受ける場合は、0，2，6か月の３回接種することになります。9月までに1回目の接種を終えれば、３回の接種すべてが公費負担となります。1回25,000円程度のかなり高価なワクチンです。公費負担で接種できるチャンスを生かしましょう。 子宮頸がんはヒトパピローマウイルスに感染することが原因となります。このウイルス感染を未然に防ぐワクチンを接種することにより、ウイルス感染を防ぎ、発がんを防ぐことができます。 命を守るワクチンです。

 

【 臨時休診のお知らせ】

　 11月２日（土）は院長が学会参加のため不在しますので、休診とさせて頂きます。悪しからずご了承ください。

 

【 インフルエンザワクチン定期接種】

　10月1日より令和6年度のインフルエンザワクチンの定期接種が始まります。 要綱は例年と同じです。 65歳以上の高齢者には自治体からの補助があります。福岡県民の方は市町村により自己負担額が異なりますが（ほぼ1,500円くらい）、 福岡市民の方の自己負担額は1,500円です。基本的には予約をお願いしますが、10月中は在庫が十分にありますから、予約なしで当日接種が可能です。

 

【 新型コロナワクチン定期接種】

　10月1日より令和6年度の新型コロナウイルスワクチンの定期接種が始まります。 65歳以上の高齢者には国と自治体からの補助があり、 福岡市民の方の自己負担額は3,200 円です。それ以外の一般の方は価格は高くなりますが、全額自己負担となります。基本的には予約をお願いしますが、10月中は在庫が十分にありますから、予約なしで当日接種可能です。なお、インフルエンザワクチンとの同時接種も可能です。接種するワクチンは、これまでに格段に多くの実績があり、もっとも副反応の発現率が低く接種容量が少ないファイザー社コミナティを採用しています。令和6年秋・冬の定期接種は日本では全ワクチンメーカー同じくオミクロン株JN.1系統に対応するワクチンで、現在流行しているKP.3株に対しても有効な免疫を誘導できることが臨床治験で明らかにされています。これまでのワクチンによる副反応、例えば発熱は約50%に見られていましたが、今回のワクチンでは10%程度に抑えられ、格段の進歩を遂げています。高齢者の方では１～2％程度の発現率ではないかと想定されます。